Tinkercad基礎

Tinkercadとは?

Tinkercadはウェブベースの3DCADアプリケーションで、メールアドレスを登録することで誰でも無料で利用できる。「tinker」とは「いじくりまわす」という意味。従来のCADとはまったく異なるコンセプトのアプリケーションで、子供でも理解できる単純な方法論で複雑な形状を造形してくことができる。子供向けでおもちゃ的な位置付けのように思えるが、シェイプジェネレータも実装されており、オリジナルのコードが作成できる。バージョンアップも頻繁に行われており、Autodeskが本腰を入れて開発しているようなので、本格的なデジタルファブリケーションプラットフォームとして発展する可能性を秘めている。

※映像メディア室iMacのデフォルトブラウザであるFirefoxではマウスの操作に問題があるので、授業内ではSafariを利用する。(2017.4月現在)

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モデリングの基本原理

Tinkercadでモデリングする方法は、非常にシンプルな以下の2つの原理で成り立っている。

どのような形状でも、子供でも理解できるこの2つの手順を組み合わせるだけだ。このような単純な原理で複雑な構造のものを作るには少し頭をひねる必要があるが、実はそれが面白かったりする。効率的に作業するというよりパズルを楽しむのに近い。そして、インターフェースがかなり洗練されているので思考を止めずにサクサク組み立てることができる。

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ベータ版、日本語対応について

Tinkercadは2016年以前も公開されていたが、2017年になって大幅に更新された。大きな変更として多言語対応となり、日本語にも対応した。日本語表示になっていない場合は、右下にある言語選択のプルダウンメニュー(下図)から「日本語」を選択する。

また、読み込みできるデータ形式がこれまでのSTLとSVGに加えてOBJが追加された。インターフェースも刷新されており、よりわかりやすくなったと言える。

2017年4月現在もまだベータ版2.8であり、今後もさらに進化することを考えると、Fusion 360との住み分けも含めてAutodeskの動きは期待できる。

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サインインとサインアウト

サインインは右上(下図)から行う。アカウントはすでに作成しているので、授業内で指示する。

次のダイヤログではユーザ名(メールアドレス)とパスワードを入力する。

サインアウト(ログアウト)は、ダッシュボードの右上から行う。ただし、Tinkercadはクラウドベースのウェブアプリケーションであり、作成データはサーバー上に自動的に保存されるので、作業終了後はそのままMacをシステム終了することができる。

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ダッシュボード

サインインすると、下図のようなダッシュボードが表示される。新規デザインの作成やこれまで作成したデザインを管理することができる。

新規にデザインを作成する場合は、下図のボタンを押すと空の作業平面が作成される。

すでに作成したデザインを編集するためには、サムネイル画像にカーソルを合わせると表示される「これを編集」をクリック。

サムネイル画像上でクリックした場合は下図が表示されるので、右下の「これを編集」をクリック。

デザイン(作業平面)からダッシュボードに戻るには、下図のTinkercadのロゴをクリックする。

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学習(基本スキル)

Tinkercadでは、様々な学習用チュートリアルが準備されている。左上の「学習」ボタンを押すと下図が表示される。授業内でもこれらのチュートリアルを利用していく。2017年から日本語化されており、非常にわかりやすく、完成度の高い教材として、基本操作から応用的なテクニックまで学ぶことができる。

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キーボードショートカット、マウスの使い方

基本的な操作は学習(基本スキル)を通して学ぶことができるが、それ以外の操作方法が以下URLの下部に掲載されている。

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シェイプの使い方

Tinkercadでは選択したオブジェクトによって下図のようなシェイプダイヤログが表示される。

ソリッドと穴はグループ化する際の仕様で、2つのオブジェクトを合体したり穴を開けることができる。

側面、Bevel、セグメントではオブジェクトを以下(円柱の場合)のように修正できる。パラメータを修正することで、オブジェクトを構成するデータ量も増加してアプリケーションに負荷がかかるので、用途に応じて行う。

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