MadMapper基礎1

MadMapperとは

シンプルで高機能なビデオマッピングソフト。世界シェア一位(らしい)。バージョン2まではMac版のみだったが、バージョン3からはMac、Windows両方の環境に対応している。バージョン3.5からはScenes & Cuesが追加されて映像送出機能が強化されている。

MadMapperリリースノート

MadMapperを利用しているアーティストの事例がMadMapperサイトにまとめられている。テクニック事例も含まれているので参考になる。

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様々なマッピング系ソフト

ビデオマッピング用ソフトウェアは、マッピング専用、VJ系、メディアプログラミング系に分けられる。MadMapperは元々マッピング専用の位置づけであったが、Scenes&Cues機能が追加されたことで映像送出機能が強化されている。ステージ演出の現場ではdisguiseやWatchout等のメディアサーバーが利用される。

http://projection-mapping.org/software/

 

Lightformのように投影対象を三次元スキャン可能なものも登場している。

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MadMapper価格

Rent

1 month35 €4,300円程度
3 months89 €10,000円程度
6 months139 €17,000円程度
1 year199 €24,000円程度

Perpetual License

2 computers359 € +tax50,000円程度
5 computers853 € +tax110,000円程度
10 computers1687 € +tax220,000円程度

Educational License

2 computers259 € +tax35,000円程度
5 computers609 € +tax80,000円程度
10 computers1204 € +tax160,000円程度

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デモ版ダウンロード

授業ではEducational版を利用するが、自分のPCにデモ版をインストールして学習することができる。

デモ版には以下の制限がある。

  • プロジェクトの読み込みと保存ができない
  • surfaceのコピー&ペーストができない
  • 映像にウォーターマーク(透かし)が入る
  • Space Scannerの解像度が製品版の1/4
  • DMX出力に定期的にブラックアウトが出力される
  • miniMADへの出力不可

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MadMapperの位置づけ

単独での利用

 

映像送出ソフトとの連携(ビデオマッピング機能のみ)

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プロジェクション(投影)パターン

パターン1

パターン2

パターン3

パターン4

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UI(ユーザーインターフェース)

ツールバー

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プロジェクトの新規作成/開く/保存する

プロジェクトの新規作成

File > New Project (Ctrl + N)

 

プロジェクトを開く

File > Open Project (Ctrl + O)

 

プロジェクトの保存

File > Save Project (Ctrl + S)

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Outputsタブ(プロジェクターの設定)

執筆中

 

プロジェクターを送出先の設定

複数プロジェクターも設定できるが、ここでは扱わない

デスクトップを送出先として設定(プロジェクターがない場合のプレビュー)

背景画像の設定

テストパターン出力

Spoutの出力設定

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Surfaceタブ

Quad

Line

Triangle

Circle

Surfaceの削除

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3通りのSurface作成方法

①MediaタブでMediaを選択した状態でSurfaceを作成

 

②MediaタブからPreview Output Viewへドラック&ドロップ

 

③素材を直接Preview Output Viewへドラック&ドロップ

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ビデオマッピング(Preview Output View)

Surfaceの変形

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Viewの操作

拡大/縮小

移動

全体表示

選択したメディアのズームフィット表示

 

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素材(Media)の読み込み

方法1

File > Import (Ctrl+ I) 単一ファイルの読み込み

File > Import Image Folder 画像ファイルのフォルダの読み込み

 

方法2

Mediaタブのプラスアイコンをクリック

※Generators、Materialは除く

 

方法3

Input ViewもしくはPreview Output Viewに直接ドラック&ドロップ

自動的にMediaタブのImagesやMoviesに登録される

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VJ用Loop素材

無償/有償含めてVJ用のLoop素材がネット上に公開されている。自身で素材映像を作成しなくても、こういった素材をDL/購入してプロジェクションマッピングを楽しむこともできる。

ネット上に公開されている映像素材には利用方法についてのライセンス記述がある。その範囲内で利用すること。

Loop素材サイト事例

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Spout(異なるアプリケーション間での映像送信)

http://spout.zeal.co/

MadMapperはマッピングに特化したソフトだが映像送出機能が弱い。そこで送出機能はVJソフトを利用して、マッピング処理にMadMapperを利用することも多い。その場合、VJソフトの映像出力をMadMapperに入力する必要が出てくるが、このような目的のために作られたのがSpoutである。SpoutはWindows環境で動作する。MacではSyphonが有名。

Spoutは映像送出系ソフトに最初から組み込まれていることが多い。MadMapperには組み込まれている。ProcessingやopenFrameworksではライブラリやアドオンをインストールして利用する。

MadMapperへ入力するには送信元のアプリケーションでSpout出力を有効にすればメディアタブ内のSpoutに自動的に認識される。

MadMapperから出力する場合はProjector設定のPublish to Spoutを有効にする。

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参考映像

プロジェクションマッピングテクニック事例

 

3D Calibration

 

複数ディスプレイの一括設定(miniMAD)

 

Cinema4Dを利用したプロジェクションマッピング制作

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