演習の内容
マスクを利用して建物へマッピングする方法を紹介する。
マスクを利用して建物へマッピングする方法を紹介する。
下図(神戸芸術工科大学6号棟外観)をドラッグ&ドロップでダウンロードする。
nakamad_background3.jpg 1920 x 1440 pixel
Fileメニュー>Import Media (Ctrl+I)もしくはMediaタブのImagesの「+」を押して、nakamad_background3.jpgを読み込む。
MediaタブのImagesカテゴリーに登録される。
Mediaタブでnakamad_background3.jpgが選択された状態で、Manage SurfacesタブのAdd a quadをクリック。
下図はPreview output view。
Surfaceの名称(Quad-1)をダブルクリックして、Backgroundに変更する。
写真が明るい場合は、RGBパラメータを変更して画像を暗くする。
下図ではRGBそれぞれを50%にしている。
※OutputsのBackgroundでは透明度は変更できても明るさは変更できない。
鍵アイコンをクリックして、Surfaceをロックする。
ロックされたSurfaceはPreview output viewでは濃い青のエッジで表示される。
MediaタブのGeneratorsカテゴリーのTestCardを選択する。
Countを増やしてグリッドの細かさを変更する。下図ではCount: 16。
Add a quadアイコンをクリックしてSurfaceを追加する。
Opacity(透明度)を10%程度に変更する。
四隅の制御点をドラッグして壁面へマッピングする。
不必要なものは後からマスクで隠すことを前提として、グリッドのパースと壁面のパースを合わせる。
Surfaceのマスク機能を利用して、建物1階と2・3階の段差による不必要部分を隠す。
※Surfaceのマスク機能では1つの図形しか作成できない。
SurfaceのQuad-1をMediaに名称変更する。
下図のように、Mask Surfaceを作成する。
必要に応じてMediaのSurfaceは非表示にする。
Editメニュー>Duplicate Selected Surface(Ctrl+D)をクリックしてSurfaceを複製する。
微調整は後から行うので、先に窓の数だけ複製しておおよその位置に移動する。
全てのMask Surfaceを選択して右クリックする。G
グループの名称をMask Groupに変更する。
Mask Groupを選択した状態でOpacity(透明度)を一括で20%程度に変更する。
個別のMaskのEdit Maskをクリックして、それぞれの窓に合わせて修正する。
Mask GroupとMediaのOpacityを100%にもどす。
建物の下方に植栽があるので、少しだけぼかしを入れる。
MediaタブでSolid Colorを適用した上で、Media SurfaceのSoft-Edgeを適用する。
この時、Opacityを下げてもよいが、Blend modeをAddに変更してもよい。
Soft-Edgeの設定。
Bottom Wdt(ぼかし幅)を調整するとBottom PwrとGammaが表示されるので微調整する。
Pwrは各Edge、Gammaは全てのEdgeに反映される。