TouchDesginerでは基本的に同じファミリ同士のオペレータしかワイヤリングできない(COMPは構成により異なる)。ここではCHOPからTOPヘ値を受け渡す方法を説明する。この方法はリンク or パラメータリンクと呼ばれる。
①LFO CHOPの追加
前述の3つのオペレータに加えて、LFO CHOPを追加する。
LFO CHOPは一定周期で変化する値を出力する。最初はTypeがsineに設定されているがここではramp(下図)に変更する。
②Math CHOPの追加
Math CHOPを追加して、下図のように接続する。
Math CHOPは複数の値(チャンネル)の演算やレンジ変換等を行う。
ここでは下図のように、RangeタブのTo Rangeの最大値を360に変更する。
③Math CHOPからTransform TOPのRotateへリンク
Math CHOPの右下の+をクリックしてアクティブにする。
Transform TOPを選択して、パラメータをTransform TOPに切り替える。
LFO CHOP上でドラックして、パラメータのRotate文字にドラックする。
下図のメニューが表示されるので、CHOP Referenceを選択する。
バナナが回転するアニメーションを作成することができた。リンク状態は点線で表示される。
回転スピードが速い場合は、LFO CHOPのFreqency(周波数)を下げる。