三脚の使い方

いろいろなカメラスタンド

カメラスタンドには、三脚、一脚、ビデオ用、スライドレールなど、様々な撮影を可能にするための機器が存在する。

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SLIK VT-551

ここでは、映像メディア室で用意しているSLIKのVT-551について紹介する。VT-551は、ローポジションに対応するビデオ三脚。小型ながらボールレベラーやクイックシューも装備している。

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脚の伸ばし方

VT-551では、レバー式で2段階に脚を伸ばすことができる。

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ローアングル

脚の上部にある銀色のボタン(下図)を押し込むことで、脚の開脚開度お3段階に調整できる。VT-551では最低355mmのローアングルが可能。

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いろいろな雲台

カメラの方向を変更するための雲台は、いくつかの種類が存在する。主なものとしては、3WAY雲台、自由雲台、ビデオ雲台がある。VT-551はビデオ雲台。三脚によっては脚と雲台を取り外することができ、用途に合わせて雲台を変更することもできる。

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パン棒の調整と固定

パン棒は三脚ケースに入れているときは緩めた状態にしておく。使う前に角度を調整し、必ず固定した後にカメラの取り付けを行う。緩めた状態でカメラを取り付けようとするとカメラの落下などの事故につながるので注意する。

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クイックシュー&カメラの取り付け

VT-551ではクイックシューが装備されている。カメラにクイックシューを取り付けることで、移動時など、三脚とカメラの脱着を迅速に行うことができる。限られた時間の中で撮影を行うときに便利だ。

一眼レフをクイックシューに取り付けた場合、机の上に置く場合などはレンズ方向に傾くので丁寧に扱うこと。

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ビデオ雲台・ボールレベラーの使い方

ビデオ雲台は、ムービー撮影用に生まれたもので、前後のティルトと左右のパンの2軸のみとなっている。VT-551はボールレベラーを装備しているので、容易に水平出しを行うことができるため、カメラワークのパンニング等に威力を発揮する。

また、VT-551にはオイルフリュードとスプリングバランスを装備している。この機能により、軽い力で滑らかなカメラワークを行うことができる。

ただし、必ず搭載機器の最大重量(VT-551は3kg)は守ること。重いカメラだと動きが鈍くなるだけでなく、バランスを崩して三脚が倒れることにもつながる。

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撮影準備手順

①手持ちでカメラの構図を決める。

②そのカメラ位置に三脚の高さを調整する。

③カメラ(クイックシュー)を三脚に取り付ける。

④ボールレベラーで水平出し。

⑤パン棒でカメラの構図に合わせる。

⑥必要に応じて、三脚の高さ調整、水平出し、構図を微調整していく。

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